J Magazine December 2022

日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。J STRUCTの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を月に一度お届けしております。

今月のテーマは「初めてダブルスペアを組む時のポイント」についてです。
初めてダブルスペアを組む時は、いつものリズムが掴めず、なかなかお互いの思い描くプレーができないものです。
そんな時に、どんなポイントを抑えれば勝利に結びつけることができるのか、私なりにお話させていただけたらと思います。

①事前にお互いの得意と不得意を確認する
サーブ、レシーブ、ボレー、ストロークなど、大まかにどんなプレーが得意で、どんなショットが不得意かを、事前に確認します。例えば、ボレーが得意な人と組む場合は、自分がストロークでしっかりとラリーをして、パートナーに前衛で積極的に動いてもらいます。
また、自分が甘い球を打ってしまい前衛にいるパートナーにアタックされたとしても、返球してくれる可能性があるので自分は次に備えて構えておきましょう。
反対に、ボレーが不得意な人と組む場合は、程度により対策方法は色々あります。
一つは、パートナーが前衛にいる時はなるべくネットに詰めて届く範囲だけボレーしてもらい、自分が後衛で相手のロブも含めてコートの大半をカバーするつもりで粘るという方法があります。
他には、常にパートナーに後衛に立ってもらうという方法もあります。
これは自分がサーブやレシーブをする時も同様で、常に後衛に立ってもらうので、パートナーがボレーをする機会を無くすことができます。
そのかわり、この場合はチームとしての攻撃力が下がるので、どこかのタイミングで自分が前衛に行き、ボレーでポイントを取りにいけると更に良いと思います。

②お互いの守備範囲の確認
センター、ストレート、ロブ、ドロップなど相手のショットに対してどの程度まで届くのかをお互いで把握しておくことで、2人の動きがスムーズになってきますので、必ず抑えておきたいポイントです。
例えば、雁行陣のクロスラリーで、前衛にいるパートナーがセンター気味に来た球に対してしっかりと飛びついてくれるのであれば、後衛にいる自分はあまり広い範囲を動く必要がないので、良いストロークを打つことに専念できます。
しかし、パートナーがセンター気味に来た球を見逃しがちな場合は、広い範囲を動くことを想定しながら粘り強くストロークを打つ必要があります。

③自分のプレーに集中する
ここが難しいところなのですが、あまりにもパートナーのことばかりを意識してしまうと、自分のプレーが雑になってしまいます。
自分のミスが続いてしまっている時は、一旦、自分のプレーに集中することも大切です。
自分が練習通りの調子でプレーできるようになってきたら、そこでもう一度パートナーとのチームワークにも意識を傾けていけると良いでしょう。
もしパートナーがミスを連発してしまっている場合は、色々なことに意識が向きすぎている可能性があるので、チェンジコートの時などに話し合い、できることとできないことを明確にして、できないことは諦め、できることに集中してプレーできるよう誘導してあげられると良いと思います。

いかがでしたでしょうか。今回の「J Magazine」も皆様に少しでも楽しでいただけていますと嬉しいです。よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。

★イベント開催予定のお知らせ★
新年の1月9日(月・祝)に「新春特別レッスン」を企画しまして、お陰様で沢山の方々にお申込みいただき、現在満員となりました。お申込みいただきました皆様、誠にありがとうございます。
その後も2月や3月にも楽しいイベントを企画中ですので、決まり次第お知らせさせていただきます!
是非また沢山の方々のお申込みをお待ちしております!(^^)

★ビジター(単発)受講のお知らせ★
当クラブでは、ご希望のクラスに在籍して毎週受講いただくコースの他に、ご希望のクラスのレッスンをビジター(単発)で受講いただけるシステムがございます。お忙しい中でも限られた時間で質の高いレッスンを受けたい方には特にお勧めしております。また、ビジターにてご受講いただきました当日は、レッスンの合間の空いているコートをフリーコートとして無料でご利用いただけます。詳しくはフロントまでお問い合わせください。

今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。今後ともJ STRUCTを宜しくお願いいたします。

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