J Magazine 2022,January
日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
J STRUCTの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を、月に一度お届けしております。
あらためまして、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
1月に入り早速イベントを開催させていただき、毎度ご好評の「ショット別レッスン」に加え、「シングルス強化レッスン」を実施しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。残念ながら今回ご参加できなかった方も、また楽しいイベントを企画してまいりますので、次回は是非ご参加ください。
さて、今月のテーマですが「プレッシャーの克服方法」について、いくつかご紹介したいと思います。
「プレッシャー」とは様々な状況で発生しますが、全て『自分で勝手に作り上げている虚像の敵』なのです。
最初はテニスがただ楽しくてがむしゃらに続けていたはずが、上達するにつれてだんだんと「人の目」や「勝敗」を意識し始め、次第にプレッシャーを感じるようになります。しかしこれは至って健全なことですので、「プレッシャー」と上手に付き合っていくことが大切です。今回のJ Magazineは、テニスを頑張っている皆さんが、「いつまでもテニスを好きでいてほしい」という思いを込めて書かせていただきます。
①「チャレンジャー精神」を保つ
どんな相手と対戦する時も、常に「チャレンジャー」であることを忘れないでほしいです。
強くなればなるほど、挑戦を受ける立場になります。そんな中での試合はメンタル的に非常に苦しいものです。
そんな時は目の前の対戦相手だけにフォーカスするのではなく、「自分のプレー」にフォーカスしましょう。
「この試合で自分はどんなプレーができるのか」や「練習で取り組んできた課題」を意識することで常にチャレンジすることができますし、失敗が怖くなくなります。
②気楽に考える
「負けたらどうしよう」や「このゲーム落としたらやばい」など、このような思考になってしまうとなかなか抜け出せません。テニスは所詮ゲームですので、『負けてもいい』のです。そして、勝つ時は勝つし、負ける時は負けるのです。
過度なプレッシャーをかけるのではなく、「勝ったら最高じゃない?」や「この試合いけるかも」などとお気楽に考えたほうが力が抜けて良いプレーができたりするものです。
③発する言葉を意識する
これは私がジュニアの頃から沢山痛い経験をしてきて、特に気をつけていたことですが、例えば他人と話している時に自信過剰な発言をすると、いざその通りにならなかった時に、一気に大きなプレッシャーとして自分に返ってくるというものです。もちろん、ポジティブな言葉で自分を高めていくという手法もありますが、それは一人でいる時に言えばいいのであって、他人に言う事ではないのです。
また、選手のサポートをする立場の方にも、意識していただくことをお勧めします。
(プレッシャーワードの例)
「〇〇君には勝てる」
「〇〇さんはそんなに強くない」
「この大会は準決勝までは余裕」
「フォアは自信がある」
「さっきの試合は余裕だった」
「俺は県でベスト4」
人は誰でも恐怖や苦しみから逃げてしまい、上述のような反対の発言をしたくなる時もあるのですが、「あぁ、ビビってるな。怖いな。苦しいな。」と、まずは一人でそれらを正面から受け止めてあげることが大切です。
そして、①の話にも繋がりますが常に「チャレンジャー」であることを意識すると、余計なプレッシャーをかけずに、自分のやるべきことに集中できると思います。
いかがでしたでしょうか。今回の内容が少しでも皆様のレベルアップに役立ちますと嬉しいです。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。
★ビジター(単発)受講のお知らせ★
当クラブでは、ご希望のクラスに在籍して毎週受講いただくコースの他に、ご希望のクラスのレッスンをビジター(単発)で受講いただけるシステムがございます。
最近はビジター受講でのお申込が増えてきており、お忙しい中でも限られた時間で質の高いレッスンを受けたい方には特にお勧めしております。
また、ビジターにてご受講いただきました当日は、レッスンの合間の空いているコートをフリーコートとして無料でご利用いただけます。
詳しくはフロントまでお問い合わせください。
今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともJ STRUCTを宜しくお願いいたします。
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