J Magazine 2022,March
日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
J STRUCTの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を、月に一度お届けしております。
2月23日(火)に開催させていただきました「特別サーブレッスン&ジュニア強化レッスン」では沢山の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
残念ながら今回ご参加できなかった方も、本メルマガの最後にイベントの告知がありますので、是非お申し込みいただけたらと思います!
さて、今月のテーマですが「リードしている時の考え方」についてです。
試合で大幅にリードしていて、そこから逆転で負けてしまう経験は多くの方が一度はあるのではないでしょうか。
「リードをしているのに何故かメンタル的に追い詰められている」「ちょっとしたことがきっかけで大きく流れが変わってしまった」など
このようなことは、もちろん私も何度も経験したことがあります。
ではどのようにすればリードを保ったまま勝つことができるのか、私が意識していたことをご紹介させていただきます。
①試合前に、リードした時の想定をしておく
大抵の逆転負けで多いのは、格上を相手に戦っていて予想以上に自分の調子が良く大幅にリードして、勝利が目前に迫った途端に緊張してしまいミスを連発するというパターンです。
このパターンは事前に「自分が勝つこと」を全く想定していないことによる「勝ちビビり」です。
対策としては試合前に少しでもいいので「万が一自分がリードした時の想定」をしておきましょう。
「リードした時は深呼吸をしよう」「リードしても1ポイントずつ丁寧にいこう」など、なんでもいいです。
人間は経験したことがないことに対して緊張してしまう生き物ですので、事前に脳内で経験したことにしてしまえば、緊張は軽減できます。
②これまでのポイントパターンを繰り返す
互角のレベルの相手と無我夢中に戦っていて、勝利が目前に迫った途端に「ポイントを取れる気がしない」という心理状態になってしまったことはありませんか。
そして、ポイントが欲しいあまりに今まで一度もしていなかったドロップショットやサーブ&ボレーなど突拍子もないことをしてしまい調子を崩してしまいます。
対策としては、試合をしながら目の前の対戦相手に対して効果的なポイントパターンを1つか2つほど覚えておくことが大切です。
そして、大事な場面で冷静になってそのポイントパターンを思い出し、実行していきます。
状況にもよりますが、試合の佳境では相手にバレてもいいので、「これ!」と決めたら同じポイントパターンをしつこく繰り返してもいいと思います。
③チャンスボールは手堅く地味に決める
大幅にリードした時にありがちなのが、チャンスボールを思い切り決めようとしてミスをしていまい、そこから一気に流れが変わってしまうというパターンです。
これはとても不思議なものですが、そこからどんなに簡単なボールも何故かミスを連発してしまうようになります。
ですので、「リードしている時のチャンスボールこそ危険だ」と自分に言い聞かせ、必要以上のスピードで決めようとせず手堅く地味に決めることをお勧めします。
「試合で勝ちきる」ということは決して楽なことではありません。
負けるのは簡単ですが、もしかしたら勝つ時は「苦しい」と感じることも少なくないと思います。
どんな時も手堅く1ポイントずつ積み重ねましょう。
いかがでしたでしょうか。今回のメールが皆様のレベルアップに少しでも役立ちますと嬉しいです。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。
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当クラブでは、ご希望のクラスに在籍して毎週受講いただくコースの他に、ご希望のクラスのレッスンをビジター(単発)で受講いただけるシステムがございます。
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また、ビジターにてご受講いただきました当日は、レッスンの合間の空いているコートをフリーコートとして無料でご利用いただけます。
詳しくはフロントまでお問い合わせください。
今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともJ STRUCTを宜しくお願いいたします。
※今後、メール配信不要の方は、お手数ですがその旨ご記入のうえご返信ください。
その場合、当クラブからのイベント等のお知らせメールも届きませんのでご了承ください。
今回も最高の内容でした。自分も5-0から負けた経験があります。非常に参考になりました。