J Magazine June 2024
日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
J STRUCTの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を月に一度お届けしております。
さて、今月は「判断力」というテーマで、お伝えしてまいります。
皆さんは、試合の中で一球一球のショットに対して判断を下しながらプレーをしています。
そんな中、判断が間に合わずに迷いながら打ってしまっていることもあるかと思いますが、今回は私がどのようにしてプレー中の判断をしているのかを解説させていただくことで、少しでも皆様の上達の手助けになればと思っております。
プレー中に迅速な判断をするためには、「ベースのプレー」「プランを立てる」「想定外への対応」の3つを意識することが大切です。
①ベースのプレー
例えば、シングルスでは「深いボールを相手のバックハンドに集める」、ダブルスでは「雁行陣で粘り強くクロスラリーをする」など、相手の甘い球を呼び寄せるためのベースとなるプレーとして「とりあえずはこれをする」といった感じで、予め自分の中で決めておくことが大切です。
そうすることで、一球一球に対してどこに打つべきかなど迷う必要がなくなり、プレーに集中することができます。
②プランを立てる
私はポイントが始まる前に毎回、どのようなプレーをするのかプランを立てています。
例えば、前述のようなベースのプレーでチャンスを伺うこともあれば、一球目からリスクを背負って速いテンポで攻めることもあります。
いずれにしても、事前にプランを立てておくことで、迷いが無くなりスムーズに動けるようになるのです。
③想定外への対応
上記①②は想定の範囲内でラリーができる場合の話ですが、全てのポイントでそのようになるわけではありません。
相手がこちらの想定を超えた攻撃をしてきたり、あるいは相手のミスヒットにより、予測していない所にボールが飛んできたりなど、何が起こるか分からないのがテニスの面白いところでもあるのです。
そんな時に考えていただきたいのが、「守るのか?」「攻めるのか?」ということです。
基本的には、想定外のボールが飛んできているので無理せず安全に返球し「守る」という判断をすることが必要です。
しかし、安全に返球したところで次のボールで絶対に決められてしまうということが安易に想像がつく場合は、リスクは高いですが一か八かで「攻める」という判断も必要です。
最後は少々レベルが高い話になってしまいましたが、上記①②がしっかりとできるようになったら、想定外の事態への対応についても意識してみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回の「J Magazine」も皆様に少しでも楽しんでいただけていますと嬉しいです。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。
★フリーチケット(4回券)を発行いたします!★
今回、「沢山レッスンを受けてもっとレベルアップしたい!」という会員様の思いにお応えすべく、「フリーチケット(4回券)」を発行させていただくことになりました。
在籍のレッスンに加えて、皆様のご都合に合わせて4枚綴りのフリーチケットをご利用いただくことで、通常よりもお得にレッスンを受講することができます!
★ジュニア(オレンジ・グリーン)開講のお知らせ★
幼稚園生、小学生を対象にしたクラスが本格的に開講いたしました。
運動神経、体力向上できる、一番吸収が速い時期だからこそ始めて欲しい。
”楽しい”を一番にテニスを通じて子供達の積極性、社会性の向上を目指します。
★小中学生クラス「Student」開講のお知らせ★
テニスの基礎の習得を一番の目標としてレッスンいたします。
球出し、基礎練習中心のレッスンのため、初心者~中級者の幅広いレベルの子供達に受講してほしいクラスです。
基礎の習得でレッスン以外での練習が身になるように、また部活で取り入れてもらえる様なメニューも行います。
子供の体力向上を目的に受講してもらうのにも最適なクラスです。
今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともJ STRUCTを宜しくお願いいたします。