J Magazine July 2024
日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
J STRUCTの伊藤です。
これまで、当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を月に一度お届けしてまいりましたが、今月の配信を最後に廃刊とさせていただきます。
そんな最後の「J Magazine」のテーマは「試合のための練習」でございます。
誰しもが試合に勝ちたいという思いを胸に、練習に励んでいることと思いますが、果たしてどうすれば試合に勝てるようになるのでしょうか。
それが分かれば苦労しないという話なのですが(笑)
今回は、私が”試合のための”練習をする時の手順を解説させていただきます。
皆さんは、日頃の練習で気づいたら漠然とボールを打っていたことはありませんでしょうか?
私が練習において最も重要なことは「意識をする」ことだと思います。
一つのショットに対して、
どのように体を動かせばいいのか?
ボールとの距離感はどれくらいか?
どんな軌道がいいのか?
どれくらいの回転量がいいのか?
どれくらいのスピードがいいのか?
相手をどれくらい崩せるか?
どれくらい自分の体勢を保てるか?
など、あらゆる視点から意識しながら練習を重ねていく必要があります。
次に、一つ一つのショットが身についてきたら、「果たして試合の緊張した場面でそれが打てるのか?」ということを意識します。
それを確かめるために、頭の中で様々なシチュエーションを想像しながら自分にプレッシャーをかけ、それらのショットを打っていきます。
例えば、
実力が下の相手と対戦している時はどうか?
強敵相手にリードしている時はどうか?
ライバルとの大接戦の時はどうか?
相手のマッチポイントの時はどうか?
大観衆の前での試合ではどうか?
など、実際には具体的に対戦相手や大会名、試合会場を頭の中で明確に設定して、あたかも自分がそこで試合をしているかのような気分で練習を行います。
そして、そのプレッシャーの中で上手く打てたショットは「何を意識したら上手く打てたのか」を掘り下げ、それを意識して何度もプレッシャーの中で上手く打てたショットは、ひとまず完成です。
また、プレッシャーの中で上手く打てなかったショットは未完成なので、完成するまではこれまで辿ってきた上記のプロセスを何度でも最初からやり直していきます。
その後は、これまで同様に自分にプレッシャーをかけた中で、
ラリー練習ではどうか?
ゲーム形式ではどうか?
という順で、完成したショットも含めて確認作業を行い、課題を見つけては上記のプロセスを何度でも最初からやり直していきます。
このように、私はあくまでも試合での緊張状態を常に意識して練習をしているのです。
いかがでしたでしょうか。
最後の「J Magazine」も皆様に少しでも楽しんでいただけていますと嬉しいです。
そして、これまでご愛読いただきました方々には心より御礼申し上げます。
今後は、日頃のレッスンにより注力すると共に、昨年よりスタートしておりますYouTubeチャンネルでの情報発信でも沢山の方々に喜んでいただけるよう尽力してまいりますので、これからもテニスクラブJ STRUCTの応援のほど宜しくお願い申し上げます。
★J STRUCT YouTubeチャンネル★
https://www.youtube.com/channel/UCrAStkc6Cz6rN6gww8ZDx4A
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