J Magazine 2021,November

日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
J STRUCTの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど!」という情報を、月に一度お届けしております。

11月は「秋のショット別レッスン&トレーニング講座型レッスン」や「Babolatオープン 福岡県予選 男子ダブルス」などイベントを実施させていただき、沢山の方々にお楽しみいただきました。

ご参加いただきました皆様、開催にあたりご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

さて、今月のテーマですが「ピンチの時に試してほしい4つのこと」について、いくつかご紹介したいと思います。

①とにかくコートに入れる!!
まずは単調なミスでの失点を少なくすることが大切です。
「相手に決められての失点は仕方がない」と考え、自分からのミスを極力減らせるよう工夫をしてみましょう。
【例】
・際どいコースを狙わないようにする
・高くゆっくりなボールを多用する
・ゆっくりでいいので1stサーブを確実に入れる
・「とにかく5球だけは絶対返す」ことを意識する

②配球やペースを変える
ありがちなのは相手の好きなラリー展開になってしまっていることに気づかず、失点を重ねてしまうことです。まずは陥ってしまっている現状に仮説を立てて、色々な変化をつけてみましょう。
【例】
・バックハンドが得意な選手にバックハンドばかり打たせていないか?
→フォアハンドで打たせる回数を増やしてみる

・低く速いラリーが得意な選手に速いラリーで勝負していないか?
→高い弾道のスピンボールや遅いスライスをラリーに混ぜたり、サーブも遅いサーブを打って相手のタイミングを外せるよう配球してみる

・ストロークが得意な選手にストロークラリーで勝負していないか?
→浅い球を使ってネットプレーに誘き出したり、前衛にいる時はストレートアタックなどでボレーをさせる回数を増やしてみる

③ポジションを変える
シングルスでもダブルスでも、どこにポジショニングするかは本人達の自由です。
固定概念に捕らわれず、自由な発想で色々なポジショニングを試してゲームの流れを引き寄せましょう。
【例】
・球が速い相手とラリーをする時や、速いサーブをリターンする時は、ベースラインから大きく後ろに離れてポジショニングしてみる
・ポーチが上手い相手や、自分達のボレーミスが多い時は、2人ともベースラインに立ち「後ろ並行陣」からストロークで勝負してみる

④とにかく元気を出す!!
試合展開が劣勢になるにつれて、だんだんとテンションが下がり、ダブルスの場合はチームの雰囲気が悪くなってミスを連発してしまいがちです。メンタルの落ち込みは集中力を大きく低下させますので、まずは試合を楽しむことが大切です。表情、姿勢、言葉などをポジティブにすることで徐々にメンタルを回復させ、集中状態を作り出せるよう工夫してみましょう。
【例】
・セルフトークでポジティブな言葉を発する
・ペアとお互いに笑顔でポジティブな言葉をかけ合う
・姿勢を正して空を見上げる
・小走りやピョンピョンと跳ねて気分を上げる
・ポイントを取った時に「カモーン!」「よし!」などと声を出す

いかがでしたでしょうか。
私が個人的に特に大切だと思うことは「①とにかくコートに入れる!!」「④とにかく元気を出す!!」ということです。これができていないと、何をやっても全てうまくいかないと思います。

先日、全日本大学対抗テニス王座決定試合で前人未到の「日本一16連覇」を達成した、母校の早稲田大学で私は4年間でこれしか教わっていないと言っても過言ではないほどで、ピンチには必ず意識するようにしていました。

今回のメールが皆様のレベルアップに少しでも役立ちますと嬉しいです。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。

★ビジター(単発)受講のお知らせ★
当クラブでは、ご希望のクラスに在籍して毎週受講いただくコースの他に、ご希望のクラスのレッスンをビジター(単発)で受講いただけるシステムがございます。
最近はビジター受講でのお申込が増えてきており、お忙しい中でも限られた時間で質の高いレッスンを受けたい方には特にお勧めしております。
また、ビジターにてご受講いただきました当日は、レッスンの合間の空いているコートをフリーコートとして無料でご利用いただけます。
詳しくはフロントまでお問い合わせください。

今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともJ STRUCTを宜しくお願いいたします。

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