Ｊ Magazine January 2023

日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
Ｊ ＳＴＲＵＣＴの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど！」という情報を月に一度お届けしております。

今月は「プロ選手から学んだこと」というテーマで、私がこれまで出会ったプロ選手から学ばせていただいたことをお伝えします。

今回は「杉田祐一選手」から教えていただいたことをご紹介させていただきます。

実は、杉田選手は私の一つ年上で、大学の先輩でもありました。
杉田選手は全日本選手権で２度の優勝をされており、グランドスラムにも多数出場、そしてATPツアー大会で優勝を飾ったことのある数少ない日本人選手のうちの一人です。

杉田選手は、ジュニア時代の戦績はもちろん華々しく、高校卒業後は大学に在籍しながらプロとして海外大会を転戦されていました。

しかしながら、プロの世界は相当厳しく、当時22歳で全日本選手権で初優勝を飾るまでの道のりは、想像できないほど険しいものだったのではないかと思います。

そんな杉田選手と、全日本選手権で初優勝を飾った数週間後に運良く食事に行く機会があり、プロの道に進むべきか悩んでいた私に対して色々とアドバイスをいただきました。

その時に教えていただいたことの中で一番私の心に響いた言葉が、

「プロの世界は”負け”から学んだ人が生き残る」

というものでした。
選手は、本気でテニスをやっているからこそ、試合で負けたら相当悔しいですし、負けたことを受け入れることができなかったり、必要以上に落ち込んでしまったりするものです。

しかし、プロの世界では大会に出て戦い、勝つことだけが生きていく術。負けたことに対して余計な感情が入る余地はなく、しっかりと負けを受け入れて、「そこからどれだけ自分が成長できるか」ということだけが大切なのだと学ばせていただきました。

今振り返って考えてみると、杉田選手はその後のご活躍も本当に素晴らしく、ツアー大会で優勝をするなどの偉業を成し遂げることができたのも、きっとこの考え方がずっと彼の中にあったからなのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか。今回の「J Magazine」も皆様に少しでも楽しんでいただけていますと嬉しいです。今回の「プロ選手から学んだこと」は、不定期シリーズとしてお送りしたいと思いますので、次回を楽しみにしていてください。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。

★ビジター（単発）受講のお知らせ★
当クラブでは、ご希望のクラスに在籍して毎週受講いただくコースの他に、ご希望のクラスのレッスンをビジター（単発）で受講いただけるシステムがございます。
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今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともＪ ＳＴＲＵＣＴを宜しくお願いいたします。

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