Ｊ Magazine March 2024
日頃より当クラブをご愛顧いただきありがとうございます。
Ｊ ＳＴＲＵＣＴの伊藤です。
当クラブの会員様をはじめ、体験者様、ビジター様など関わる全ての方々に向けて、テニスにおける「なるほど！」という情報を月に一度お届けしております。
その前に、今回もイベントの告知をさせてください！
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さて、今月は「攻め方」というテーマで、お話ができたらと思います。
皆さんは、試合で攻める展開のほうが多いでしょうか。
それとも守る展開のほうが多いでしょうか。
そもそも、攻めるタイミングを意識しながら試合ができているでしょうか。
試合をする上で、どんな組み立てでポイントを取りに行くのかを考えるにあたり、攻めることに対するリスク＆リターンへの意識は必要不可欠です。
今回は、前提条件として自分と同じレベルの対戦相手と試合をする時に、私が試合中に意識していることの中で「無暗に攻めない」「序盤と終盤の戦い方」という２点について、お話できたらと思います。
①無暗に攻めない
基本的に、攻めるということはそれに比例してリスクが高まるということになります。
ですので、様々な条件を勘案して攻めるのか、攻めないのかを瞬時に状況判断する必要があります。
・甘いボールなのか
・どれだけ重要なポイントなのか
・試合の流れはどちらにあるのか
などが、判断する時のポイントになります。
それが、リスクを冒して攻めたにも関わらず、ミスばかりして何度もポイントを落とすのであれば、過信することなく自分の判断を見直す必要があります。
これらを無視して無暗に攻めてしまっている方が多いのですが、攻める時はしっかりと状況判断をして、更にミスをしないよう集中して攻める必要があるということです。
②序盤と終盤の戦い方
試合には「ここは絶対に取りたい」という重要なポイントと、そうでないポイントがあります。
試合の終盤になればなるほど、重要なポイントが多くなってきますので、最終的にそこで高い確率でポイントを取ることができれば試合に勝てるということになります。
ということは、試合の序盤から「この試合の終盤でどういうプレーをしたいのか」をイメージして、戦っていく必要があります。
私は、試合の終盤でできるだけリスクが低いプレーをしたいので、リスクが高いプレーはできるだけ序盤にトライするよう意識しています。
それにより、自分の調子を確認することができ、どんなポイントパターンが相手に対して有効なのかも試すことができます。
また、強気なプレーを序盤に相手に見せておくことにより、例えその中に半ば「ハッタリ」のようなプレーを混ぜていたとしても、相手としては見分けがつかないので「こういうプレーをしてくるのか」と警戒心を植え付けられることになり、より消極的なプレーをさせ、こちらが優位に試合を進めることができます。
そして、試合の終盤ではできるだけリスクが低いプレーをするように心掛け、
ラリーの中で甘いボールが来た時だけ攻めて、もし相手が崩れなかったらまたラリーをして、また甘いボールが来たら攻めて、もし相手が崩れたら決める。
というように丁寧に丁寧にポイントを積み重ねていきます。
いかがでしたでしょうか。
今回の「J Magazine」も皆様に少しでも楽しんでいただけていますと嬉しいです。
よくわからなかった方やもっと深堀りして聞きたい方は、是非またレッスンにお越しいただき、コーチへご質問いただけたらと思います。
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今後も皆様のテニスに役立つ内容を発信できるよう努めてまいりますので何かリクエストがございましたら是非お申し出ください。
今後ともＪ ＳＴＲＵＣＴを宜しくお願いいたします。
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